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月はじめのごあいさつ 2014年11月3日

拝啓 向寒の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。

日頃は大変お世話になっております。

朝晩、冷える日が増えてきて、床を離れるのに難儀な季節となってきました。



先日のこと。

前職の元上司からお電話を頂きました。

はるか彼方の英国より。氏は4年ほど前に現地法人の社長として赴任しており。

元上司と言っても、出会いは1991年。転職のため退職したのでさえ2001年。

長いお付き合いをして頂いているわけです。

用件は、

年末年始の一時帰国の折、かつての同僚たちとの忘年会へのお誘いでした。

氏の英国赴任前に「送る会」を同様の顔ぶれで行った以来の”集合”に。

およそいただく便りの中で、こうした便りほど嬉しいものはありません。

気心の知れた仕事仲間との長い繋がりというものはとても素敵に思われます。



さて、

各種統計からみる消費増税による消費の落ち込みが続いているようです。

消費税率10%への引き上げについての政府判断が年末に迫る中、

先月31日、日銀がまさかの追加的量的緩和を発表しました。

これに同日の日経平均は一時、前日比800円高に。

また、同日のNY外国為替市場では112円/ドルの6年10か月ぶりの円安に。

安倍政権の発足来、

金融市場の活性化に実体経済がなかなか追いつかない、という空元気状態です。

「三本の矢‐財政政策、金融政策、成長戦略」

と声高に叫んでいましたが、成長戦略が・・・



そう言えば、

電力会社による再生エネルギー固定価格買い取り中断、のニュースがありました。

要するに、固定価格買い取り制度そにものが論理破綻しているようで、

こうなることは、当然の帰結と言えるほどに大穴の空いた制度設計なのだと。

太陽光発電に投資した事業者は「死活問題だ!」と憤っていますが、

「国の政策なのだから」と妄信し、安易に無思考に投資したその判断は、

経営者としていかがなものか?と思います。

広大なメガソーラーなどではなく、ちょっとした空地に、

太陽光パネルが設置されている光景を身近に目にするようになりました。

そうした投資が活性化していけばいく程、その陰で制度破綻が着々と進んでいた、

ということでしょう。皮肉なものです。



企業が生み出す財やサービスが、

民間の自由意志で形成される市場の中で求められるものであれば、

突如に需要(購買者)が消えてしまう(ゼロになる)などという不条理は起きません。

もちろん、劇的な技術革新でライフサイクルを急速に終えてしまうことはあります。

しかし、これは民間の、つまりは消費者の、自由意思によってのことです。



それにライフサイクルを急速に終えると言っても、

ある日突然ゼロになるわけではありません。

急速に落ちていく中でも、思考し、決断し、次に備える動くことができるわけです。

例えば、カメラ。

デジタルカメラ登場でフィルムカメラは急速にライフサイクルを終えていきました。

フィルムと言えば富士フィルム、という巨大な存在でした。

今、富士フィルムは全く新たなビジネスを創出し企業革新を実現しています。

経営者も現場も、デジカメの登場に「これはヤバイ!」となったことでしょうが、

外部の誰かに向かって「死活問題だ!」などと憤慨してはいなかったことでしょう。

企業でも個人でも、何かに大きく依存した生き方というものはとても危うい、

ということを、少なくとも肝に銘じておきたいものです。



2014年も終わりが近づいてきました。

お身体ご自愛の上、地に足を着け、経営に現場に励みましょう!
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