苅谷政生のK・CUBE(改善・改革・革新)で行こう!

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達人に訊け!/ビートたけし

達人に訊け!達人に訊け!
(2006/11/16)
ビート たけし

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【ひと言紹介】
・毛利衛、藤原正彦、戸田奈津子ら10人のトップランナーとビートたけしの対談集。
・聴き手が当代一の才人。話し手も張り切ったはず。面白い話が目白押し!



【抜粋】
≪毛利衛編≫
・アポロ11号のアームストロング船長は船に残って船を守るべき立場にもよらず、いの一番手で月に降り立って後世に残る名台詞を残し、内輪もめをおこした。
・あと100年くらいで火星に、30年くらいで月に住めるようになるのでは、と。月までの飛行時間は10ヶ月。 
(苅:月なんてひとっ飛びかと思っていたら、10ヶ月もかかるんだ)


≪岡野雅行編≫


・岡野工業は一人当たり売上高が1億円!
・どこにもできなくて困り果てた大企業が日参する駆け込み寺。さすがに、そうした曰くつきの製品をでかすのには時間がかかる。
→痛くない注射針は専用の量産プレス機に時間がかかり都合5年がかり。これを作ったのは氏の娘婿。彼はニコンの技術者だったが岡野のもの作りに惚れ脱サラして入社。
・入社希望は引きも切らないが、機密漏洩対策で縁故採用のみ。


≪北原保雄編≫
・日本語研究の一人者。著書に『問題な日本語』『日本語逆引き辞典』など。
・語彙には理解語彙と使用語彙があり、誰でも前者の方が多い。
・若者の語彙が少ない理由は“読書不足”と“書く機会の不足”。
→書けば、書きながらまたは書いてからでも、最も適切な言葉を頭の中であれこれ選ぶといった作業が伴うため理解語彙が維持される。
・言葉が“変わっていく”ことと、ヤバイやマニュアル言葉などに観られる“乱れていく”ことは別だと。
→ヤバイなどのような意識された“乱れ”でも、マニュアル言葉のような無知による誤用でも、時の中でそれが多数派になったら、それが新しい正しい使い方。
・“全然OK”という使い方は漱石にも観られる。誤用ではない。
・喧々諤々(けんけんがくがく)は誤用。
→喧々囂々(けんけんごうごう=口やかましく騒ぎ立てる様)と、侃々諤々(かんかんがくがく=正しいと思うことを堂々と主張すること)が合成されてしまった言葉。
(苅:確かに“けんけんごうごう”は当たり前になっているよなぁ。自分も間違えてた(恥))


≪藤原正彦編≫
・10センチ間隔で平行線を何本か引き、そこに5センチの針を投げた時に針が平行線のどれかに触れる確率は“Π(パイ)分の1”という。
(苅:『国家の品格』のイメージが強く、藤原先生の話はどうも・・・)


≪戸田奈津子編≫
・外国語の方言(例、ロス訛り、豪州訛り)は字幕で表現できない。青森弁と標準語の特徴を織り込んで英語に翻訳できないように。
・ジョークの字幕化も困難。関西古典ギャグ“この犬、チャウチャウちゃう?”“チャウチャウちゃう!”繰返し問答に似たアメリカンジョークに“Who’s on first?(一塁手は誰?)”“Who(フー=誰)!”の繰返し問答。
(苅:たくさん面白かったけど、ここで再現するこちらの表現力がなくて・・・)


≪岡部幸雄編≫
・史上最強馬は、そのレース展開の自在さにおいて、ディープインパクトではなく、シンボリルルドルフだと。
(苅:ミスターシービー、ルドルフと出てきたのは僕が高1~2の時だった)


≪桜井章一編≫
・雀鬼。勝負に守りはない。勝負は攻撃と“受け”だと。
・素人は振り込みを忌み嫌うが、いい“振り込み”というものがあると。流れを作る、場を荒らさない、そんな思惑で振り込む、と。
・同様に風牌、字牌を嫌って数牌を集めがちだがこれも違う。風牌は神様を、字牌は人格を表現している一方、数牌はお金への欲。
(苅:マージャンは素人に毛が生えた程度しかやらなかったけど、黙で待っている時のドキドキ感は忘れられないなぁ)


≪奥本大三郎編≫
・埼玉大教授、仏文学者で昆虫狂。獣は毛虫、鳥は羽虫、魚は鱗虫、人間は裸虫。生物は皆、虫であると!
・ハチの空中交尾-合体した雄の腹が爆発し亡骸はスルスル落下、雌は別の雄とまた交尾。雌は一生分の精子を腹に貯めて小出しに使ってく。
・カマキリの雌は交尾中の雄を食ってしまう。雄は食われながらも腰を振る。カマキリは脳が幾つもあって、生命の危機と射精の快楽を統合できないため。
・虫を地面に落としても死なない?-虫にとっての空気が、人間にとっての水のように粘りや抵抗が大きいため。
(苅:ハチもカマキリも・・・雄って奴は・・・トホホだねぇ)


≪藤田紘一郎編≫
・東京医科歯科大名誉教授で寄生虫の権威。
・日本人の1950年カイチュウ感染率は62%というほど昔の日本人は寄生虫と暮してきた。
→GHQの指導で吉田茂が寄生虫予防法を作り国家的に駆虫。免疫を暇にさせてしまい、本来反応しなかった花粉などに反応しだしてアトピー患者が急増した。
・人糞を直接まかず肥溜めに溜めた意図は、発酵させることでカイチュウの卵を殺すことに。
・寄生虫は賢い。槍型吸虫は中間宿主がアリで最終宿主が羊。
→アリの中に入った槍型吸虫の幼虫はアリをコントロールして羊に食われやすい葉にアリを登らせ見事に羊に食われてしまい最終宿主の羊に辿りつく。
・寄生されると睾丸を肥大化させる寄生虫。西郷隆盛は奄美大島に流刑されて感染。西南の役で自害し発見された死体には首がなかったが、肥大した睾丸で西郷と同定されたと。
・藤田氏はサナダムシをわざと飲んでサナダムシを体内に飼っている。
・サナダムシは体内ですぐに10メートル以上になり、うっかりすると肛門から1メートルくらいでてしまうことある。20時間くらい立っていると中に戻っていく。
→氏は一度コンビニのトイレでサナダムシが出てきてしまい、トイレを出るに出られず篭城していたら、店の人に不信がられ警察を呼ばれてしまった。仕方なくムシを千切って証拠として出して身の潔白を晴らした。
(苅:先生、面白すぎです!(爆笑))


≪中村祥二編≫
・資生堂顧問。臭いの嗅ぎ分けの達人。パフューマーは1500種類の臭いを嗅ぎ分ける。
・男女関係と匂いについてはかなり研究されている。体臭と免疫機能は同じ遺伝子群が支配。
→自分と同じ匂い、つまり同じ免疫機能を持っている相手には好意を抱かない。種の保存のための本能的能力とも言える。
・動物にフェロモンがあることは分かっているが人間では良く分かっていない。
→しかし現象的には観られる、と。例えば女性が多い家族内で月経周期がシンクロしてしまう。生理不順な女性も結婚すると正常化する。
(苅:去年の夏、自分の“オヤジ臭”に気づいた時、ショックだったなぁ(泣))


【所感・解釈】
・まさに達人たち。ただただ面白い。
・岡野工業は10人そこそこの、日本一有名で、日本一強い零細企業であろう。規模拡大によるスケールメリット(経済学では「規模の経済」と言う)へのアンチテーゼを会社ごと体現している。ぐんぐん成長はしているが、拡大とは無縁である。素晴らしい!



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