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シリーズ「見える化」① ~見える化の起源~

第1回ですので、軽い感じのところから入っていこうかと。
そこで、見える化の起源、を確認していきたいと思います。

「見える化」が世の中にひろがったきっかけは、
2005年の遠藤功著『見える化』の大ヒットだったことは異存のないところでしょう。
↓↓↓↓↓↓
見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み
(2005/10/07)
遠藤 功

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「見える化」という用語は、トヨタで生まれた言葉である、という理解がポピュラーになっています。
この一般化した理解の元も、上記、遠藤氏の『見える化』かもしれません。
その書の“はじめに”に、以下の記述が見られます。


(前略)
そんな「見える化」の元祖と呼ぶべきトヨタ自動車-同社の「見える化」に対する執念はすさまじい。
(後略)

「見える化」という用語を世に広めた書の“はじめに”に、そう書かれていれば、
そういう理解がポピュラーになって、何ら不思議はありません。

さて、本当のトコロはどうなのでしょうか?

昨日触れたように、
2008年に『“見える化”による業務改善セミナー』講師の委託をされました。
これを務めるにあたって、個人的関心もあり、当時いろいろな調べてはみました。

調べた結果の結論から言うと、
その起源は1997年から1998年にかけて、確認されました。
そしてそこには、確かに、トヨタ自動車、が。

国立国会図書館HPの蔵書検索システム、“雑誌記事索引の検索”を使って
調べてみました。

そこの記録に残る「見える化」初登場は、
雑誌『プラントエンジニア』(日本プラントメンテナンス協会)、1998年2月号です。
そこで取り上げられた、ある論文の標題に「見える化」が確認されます。
この論文は「97PM優秀論文賞」を受賞しています。
そしてこの論文を書かれた方が、トヨタ自動車の社員なのです。
(個人名を出すわけにはいきませんので、それぞれで検索してみてください。)


この事実をもって、「見える化」がトヨタ発と断じることは早計なのでしょう。

-------------------------------------------------------------------
ここからはボクの推察です。

トヨタ発の経営管理手法の概念として「目で見る管理」というものが確かにあります。
少なくとも、トヨタ生産方式の生みの親と言われる大野耐一氏(元トヨタ自動車副社長)
の著書、その名もズバリ『トヨタ生産方式』(1978年)ですでに確認できます。


トヨタだけでなく、トヨタグループと言われる企業群にもこの「目で見る管理」は
浸透しています。
他ならぬボク自身がトヨタグループに勤めたいた20代の頃、
この言葉は社内で“普通に”流通していましたし。


「目で見る管理」はボクのサイトでも説明していますし、
(→ 目からウロコの用語解説~目で見る管理~ )
検索すればたくさんヒットしますので、各位参照していただくとしまして・・・。


その「目で見る管理」を実践する上での前提は、目に“見える”ことです。
“見えなきゃ、管理もできません”ということになってしまいます。


そこで「目で見る管理」をトコトン追求しようとした時に、行き着いたトコロが、
・見えにくいもの
・(普通は)見えないもの
それらさえも、工夫して“見える”ようにし、管理の幅と質の向上を図る、
そういう発想だったのではないでしょうか?

それをキャッチな言葉にしたら「見える化」だったと。

もちろん最初はトヨタの一社員の“発明”に過ぎなかったわけです。
それが、PM優秀論文賞というのを取ったことで、
その部門内や周辺で話題になり、
やがて経営層からも認められ、
トップダウンでトヨタ社内に拡がっていき、
他のトヨタの手法などと同様トヨタグループにも拡がっていった、
そんな展開を見せたものと想像します。

以上がボクの推察です。
-------------------------------------------------------------------

「見える化」起源の特定、断定というわけにはいきません。
“そうではないのかな?”という、あくまで推察ではありますが、
まぁそんなところだろうなぁ、とも。<`ヘ´>


けっこう長くなってますね(^^ゞ

それでは、近々の“はず”の第2弾、ご期待ください。



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