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なぜを5回・なぜなぜ分析

おはようございます。
今朝は短時間ながら雨音で目が覚めるほど豪雨でした。
今日、明日は湿りがちな天気のようです。雨が有難いこの残暑ですね。


さて、
今やトヨタ式・トヨタ流の「なぜを5回繰り返す」「なぜなぜ分析」はたいへん有名になりました。
今朝はこれについてふれてみたいと思います。


これらは〝問題解決〟シーンで使われる言葉ですね。
真の問題解決を図るには、その問題をひき起こした根っこの原因(=真因)に手を打つ必要があります。
問題の再発防止には根っこに手を入れなければいけません。

真因は根っこなだけあって、表には現れておらず、よくよく追及してしか見えてきません。いったん見えたと思える原因でも真因でないことが多いのです。

ちなみに企業で表出する問題の真因のほとんどは、組織の決め事や制度や基準や組織風土といった、マネジメントレベルの問題にあると思って間違いありません。
「なぜ?…なぜ?…」と繰り返し、どんどん考えを深めていくとそういう部分に突き当たります。〝5回〟という回数は、もちろん象徴として、ゴロとしてのものです。

さて、「なぜを5回繰り返す」と「なぜなぜ分析」ですが、これらは使われるシーン、場面、段階が異なるように思います。「なぜを5回繰り返す」はスローガン的、訓示的な言葉ですね。一方「なぜなぜ分析」は思考・行動の手法としての言葉です。

「なぜを5回繰り返す」は、そうした考えが浸透していない〝場〟や〝組織〟において、教育的な見地から、上述のような説明と共に語られるフレーズであろうかと思います。
それに対し、「なぜなぜ分析」は〝前説〟段階は卒業し頭では分かっているものの、思考・行動レベルでクセにまではなっていない〝場〟や〝組織〟で意識的に使われるフレーズであろうかと思います。
「さぁさぁ、〝なぜなぜ分析〟してみよっか?」とか
「〝なぜなぜ分析〟はどこまでやった?」とか。

この段階をも卒業すると、いちいちこの言葉も使われなくなると思います。
実際、アイシンに勤めていた10年間で、この言い方を社内で耳にした記憶はありません。浅はかな事を報告したり提案しても、先輩、上司、他部署からすぐに突っ込まれ、若いうちは自分の浅はかさを嫌と言うほど突きつけられます。その積み重ねで何年か過ごすうち、深く考えることが自然にクセになっていくのでしょう。
結果として「なぜ?なぜ?」と考えているのですね。
きっとトヨタでも他のトヨタ系でもそうだと想像します。


トヨタ生産方式(TPS)の本質は、道具ややり方ではありません。
「TPS=カンバン方式」という間違ったステレオタイプの図式から、そう理解される向きが多いのですが、そうではありません。
TPSの本質は、こうした思考・行動様式を組織のDNAとさせていく中で築き上げられる、問題解決とモノづくりの思考体系、論理体系、価値体系です。

TPS導入を志向するならば、組織文化、企業文化を変えるという決意や覚悟が必要なのですね。それは多くの場合、経営者自身が変化・変革することを迫るものなのでしょう。
そこが伴わず現場にだけ変化を要求しているからこそ、世間に名の通った立派な大手企業でさえ、たいていの事例は失敗に終わっていっているのです。


最後はお説教臭くなってしまいました。朝からいけませんね(^^ゞ
今日も一日ボチボチといきましょう。



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