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岡田武史のマネジメントとリーダーシップ/

先週木曜放送、TV東京『カンブリア宮殿』のゲストは、前サッカー日本代表監督の岡田武史氏でした。週末に録画したのを視てました。

番組でのエッセンスを抽出しつつ、ボクなりの問題提起もしておきます。


岡田武史氏のマネジメント面とリーダーシップ面について、番組から抽出すれば

【マネジメント面】
■「日本は個では勝てない」という囚われた考えや観念を疑ってみた(第三者からの「どうして日本は個では勝てないの?」という素朴な質問を受け流さず引っ掛かりを持って自問してみた)
■「個でも勝つ」という方針、戦略を決断した
■「個でも勝つ」ために、(1)走り勝つ、(2)球際で勝つ、の具体策を立案した
■これらを実現するために科学的に有効な方法論をとりいれた
 →〝走り勝つ〟ために、踏み出し第一歩の悪癖を発見し癖の改善をさせた
 →〝球際で勝つ〟ために、不断の日常的な体幹強化を代表各選手に要求した
■心の持ちようにまで踏み込んだ→自身をメンターとしても位置づかせた
■推奨されるべきことの伝達に無意識下からの刷り込み(言わば洗脳)をも取り入れた

リーダーシップ面】
■自分自身が心底コミットできる最大限のビジョン-「ベスト4にいく」-を掲げた
■選手にこのビジョンへ心底共感してもらうため、熱心に繰り返し訴えかけた(手紙を書いて訴えたりもした)
■このビジョンに心底共感できない選手には代表にいてもらう必要はないとした
■どんなに逆境に立ってもあきらめず、ビジョンも変えずに突き進んだ

こんなところでしょう。



司会の村上龍が、
「岡田ジャパンの成功から企業経営者やビジネスマンが学べるものがきっとたくさんあるはずで、それを今日は探りたい」といった趣旨の発言を番組冒頭でしてます。

確かに岡田氏のマネジメントやリーダーシップから学べることはたくさんある筈です。しかし、【マネジメント面】でのトピックスは断片的な〝いいとこ取り〟に過ぎません。

前後や背景や文脈の中でそのマネジメントが有効であっただけです。マネジメント面について見えたことを、どの組織、どの状況にも適用しようとすることは、実は大いに危険なことなのです。

政治家が国会や討論番組で「イギリスでは…ドイツでは…」と海外の制度や仕組みをよく紹介します。そして「我が国もこれを参考すべし、取り入れるべし」と主張します。それに似ています。

そうしたいい点は他のすべての要素の中で存在しているのです。いいとこだけを次々切り取って導入したら、全体として破綻なく成立するはずなどないでしょう。

マネジメントとはかなり科学的で体系的なものです。カンやコツやノウハウではありません。体系的に学習した上で、それを生きた目の前の事象に応用的に使うべきものなのです。




それでは、岡田武史の南アW杯から、すぐにそのまま活かせる部分や真似していい部分はないのか!?

一つあります。

それは【リーダーシップ面】での〝熱心に繰り返し訴えた〟という要素ではないかと思います。むろんリーダーシップもカンやコツやノウハウではありません。

ただマネジメントと大いに違って、リーダーシップとは、気持ちや精神性や感情といったことが、一定程度、重要な要素になるものなのです。

そういう意味合いで、いいとこ取りではなく、普遍的に取り入れ可能なリーダーシップが、リーダーとしての監督、岡田武史の南アW杯にはあったはずなのです。それが〝熱心に繰り返し訴えた〟という姿なのです。


リーダーがとるべきリーダーシップとしての重要な使命の一つに
「メンバー(=フォロワー)のやる気を引き出す」ことがあります。
あえて淡泊に表現しましたが、多少暑苦しい表現をすれば、
「メンバー(=フォロワー)の心に火をつけてやる」ことです。

そのためにはメンバーに、
■リーダーの目指すビジョンがメンバーにとっても十分に魅力的であること
■最大限の努力の先には、わずかな確率かもしれなくとも可能性があること
を気づかせてあげなければいけません。

そのためにはリーダーが自分の中で描けているビジョンを、メンバーたちが心の中に描き出せるくらいにハッキリとそのイメージを持たせてあげなければいけません。

そのための唯一の方法論が、
情熱とあらゆる表現方法をもって、繰り返し繰り返し、噛んで含めて言いきかせ、訴えていくことなのです。


では、繰り返し訴えていくためのリーダーのエネルギー源は何でしょうか?
それはリーダー自身が心底信じ情熱を捧げられる〝ありたい姿〟の存在です。
それが自分の中にないままで、他人の心に火など点けられる筈はありませんよね!


リーダーは上に立っているからリーダーなのではありません。
まして肩書があるから自動的にリーダーなのではありません。

メンバーがついていきたくなるリーダー像とは、
多くの状況でメンバーの上ではなく前に立つのです。
「向かうべきはあっちだ!」と方向を示しつつ先頭で道を切り拓いていくのです。
遅れたり、へこたれているメンバーを気遣い、声を掛け、鼓舞してやるのです。

かと言って首にヒモを付けて引っ張る鬼軍曹スタイルではダメでしょう^_^;
メンバーを引っ張れる〝見えないヒモ〟があるとすれば、それは
■リーダー自身の姿勢
■リーダーの言葉
■メンバーへの思い遣り
だと思います。



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