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情熱・熱意・執念の経営/永守重信

情熱・熱意・執念の経営 すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!情熱・熱意・執念の経営 すぐやる! 必ずやる! 出来るまでやる!
(2005/03/02)
永守 重信

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【ひと言紹介】
・現代の猛烈社長筆頭格、日本電産社長-永守重信氏の持論、経営論をいくつものテーマ(歴史、経営、採用、人事、教育、リーダー、・・・など)に分けて展開。一つ一つの読み物は短くて小気味良いもので読みやすい。また読み物として単純におもしろい。

【抜粋】
<歴史>
・73年、28歳で4人の仲間と創業。78年までは仕事も少なく常に廃業の危機。・当初から「非同族、非下請け、世界企業」を理念にかかげる。
・三大精神-「情熱、熱意、執念」、「知的ハードワーキング」、「すぐやる!必ずやる!できるまでやる!」で急成長。
・社員規模600名頃まで賞与袋に一人一人個別のメッセージを同封していた。

<経営>
・6000人の社員に個別メッセージで年賀状返す。社員全員の顔と名前を覚え自分から声かけ励行。
・(永守流と理解されがちだが)会社規模が大きくなれば経営の我流、自己流は排除し鉄則とかセオリーを学んで実践する。自分自身で基本方針や理念を絶えず反芻し確認する。
・経営者としての覚悟とは、絶対に会社を潰さぬよう犯罪や反社会的行動以外のどんな泥でもかぶれること。唾を吐かれても足蹴にされても。
・社員への公平性を担保するには会社の利益を一番にもたらす意見をいつも採用すること。

<採用>
・採用試験にペーパーテストはなく工夫をこらし、要はコンピテンシーを見極めようと。大切なのはやる気や意欲。日電の経験的な人材知見として“きちんと育った”社員と学校の成績に有意な正の相関は見られない。能力はありそうでもやる気のないやつより、能力は多少低いがやる気のあるヤツの方がはるかに戦力になる。
・78年の早飯試験が一番成功。160名から面接で70名に絞り、70名に(それが試験と言わずに)用意した弁当を食べさせ、10分以内で食べた者33名を合格、他を不合格と。
・他に大声試験、マラソン試験、会場に早く着いた者順採用、留年経験者限定採用、など。つまり“こういうやつはきっと仕事ができる”という仮説に基づきそれを試験で見ようとしている。→早飯なやつはきっと何でもやることが早いはず、とか。

<人事>
・年間35週の土日は自由参加、費用1割自己負担の一泊二日研修(いろんなテーマで議論し合う)あり。
・減点でなく加点主義。成功が報酬につながってこそその成功体験はその後最大限生きる。実力主義と年功主義と能力主義をうまく折衷させる。実力差によって年収に大きな差があってしかるべき。

<教育>
・登用される社員7か条→①健康管理できる、②情熱・熱意・執念を持続できる③コスト意識が強い、④責任感が強い、⑤言われる前にできる、⑥きついツメができる、⑦すぐ行動できる。 
・教育してもムダな5タイプ→①叱ると言い訳ばかりの人、②叱られても平気でいる人、③他人が叱られていても平気でいる人、④他人を叱れない人、⑤プライベートを明かさない人。
・叱ることは難しいことだからこそ慎重に-“期待をしているから厳しく叱る”“この失敗をバネにしろ”という叱ることの前提を理解、浸透させる。
・長所も分かっているから短所、怠慢、失敗は厳しく叱る。褒めるところが見つからないような人はかえって叱りにくいもの。
・営業や技術部門は失敗を取り返す機会も豊富にあるから思い切って叱れるが、管理部門などの裏方を叱ることは逆効果、むしろ褒めて動かす。

<リーダー>
・即断即決で経営判断してこそ経営者。合議制といってノロノロ舵を切っているようでは管理者以外の何者でもない。
・即断即決できるためには寝ている時意外は経営のことを考えること。プライベートまで立ち入らないが、社内の風紀を乱すような言動、ファッションには注意することもリーダーの仕事。

<財務>
・PLの計画はどこでも作るが、BSの計画は案外どこも作らない。BSの計画を作ることでやっと魂が入る。投資案件には回収のための厳しいシナリオ検討と回収計算を経営者自らができなければいけない。
・経営者個人にはマーケティング、技術、財務に通じていることが理想だが、なかなか困難、ならば右腕で足りないところを補う。ホンダの本田藤沢コンビ、ソニーの井深盛田コンビのように。

<国際化>
中国はじめ後発国での現地採用者への教育は5Sどころか“手を洗うこと”、“ハンカチを持つ習慣”から始まる。

【所感・解釈】
自分の考えを上から押し付けるようなもの言いをする人があまり好きではない。その意味で永守氏のことを良く知らなかったこれまで、永守氏のことはあまり好きでなかった。しかしこの本を読んでみてその印象は180度変わった。
確かに猛烈過ぎるし、普通に10人集めたら永守流についていける人はかなり少ないと思う。しかし、着いていける人からすれば、これほど素敵な社長、リーダーはいないのだと思う。



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