苅谷政生のK・CUBE(改善・改革・革新)で行こう!

(株)K・CUBEコンサルティング-代表者のon-offを綴ります

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | TOP↑

≫ EDIT

トヨタは'20年ビジョンで基本理念を改訂するか?

おはようございます。ド快晴です(^^)

きたる3月9日、トヨタ自動車は『2020年グローバルビジョン』を発表します。ボクの関心事はズバリ、1997年に改訂された『トヨタ基本理念』を今回、改訂するのか否か。

今朝はこの件で。


//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
少し長めの前置きから入っていく。

いわゆる“ビジョン経営”におけるトヨタの現行ビジョンは、2008年に公表された『2020グローバルビジョン』。したがって近々公表されるものは、『・2020グローバルビジョン』ということになる。

もうすぐ旧版となる現行『2020グローバルビジョン』は、前経営陣の下、リーマンショック前に策定された、今から思えば少々浮かれたものと評価せざるを得ない。

これが策定されたのは2007年後半。著しい増収増益基調が長年続き、GMの凋落もあいまって“世界一カーメーカー”が目の前にあった。そういう雰囲気の中で策定されたビジョンが浮かれたものになっても不思議でない。

浮かれた2020年ビジョンを公表した2008年、皮肉にもリーマンショックが世界を襲った。翌2009年、2008年度決算の大幅赤字が確実視されてきた頃、トヨタは豊田章男氏の社長就任によって、全社の求心力を高め、危機打開を志向していった。

経営に望まれるスピード感としては、本来は一年前の2010年3月に『新・2020年ビジョン』が公表されてもおかしくなかった。それを阻んだ要因は、2010年はじめの米国での巨大リコールとその後のトヨタ叩きへの対応であったのではないだろうか。

・・・

ともあれトヨタは、
今般の『・2020年ビジョン』でもって、豊田章男体制下、向こう10年の方向性を改めて指し示そうということである。

ここでボクが注目したいのは、見直したビジョンの中身ではなく、経営の最上位概念である経営理念の改訂と言及の有無なのである。

ボクは一年前、トヨタのその巨大リコールの根っこにあった要因を、トヨタの経営理念の欠如にあると考えた。考えただけでなくレポートにまとめ、ごく私的なネットワーク上でその考えを発信していった。ボクのホームページ上にもリンクさせてある。下に紹介させてもらうので興味ある方は読んでもらいたい。
>>>2010年3月「トヨタリコール問題の本質(前・後編)」
専ら“急拡大の陰で相対的に遅れた人づくり”という視点で論じられるこの問題。本質はもっと根っこのところにあるのでは?と考察しています。


上で、経営理念の欠如、と言ったが、正確に言えば、経営理念の形骸化、ということだ。冒頭触れたように、経営の最上位概念として、トヨタには『トヨタ基本理念(1997年改訂)』がある。欠如ではない。形骸化である。全7条の一つ一つも無味乾燥だ。血が通っていない。

一年前、ボクはそう主張していた。

ゆえに、『新・2020年グローバルビジョン』発表に際してのボクの最大の関心事は、形骸化していると断じた経営理念を豊田章男社長が改訂するかどうかなのである。目標世界シェアとか、エコカーの展開シナリオとか、年間生産台数とか、そんなものへの関心は二の次である。

そうしたものよりも、トヨタが企業として死守し達成しなければならない使命や信念を何とするのか。つまり経営理念に魂を入れ直そうと、現行理念を見直したのかどうか、それが最大の気がかりなのである。

優等生的ではあるが心に何も響かない現行の基本理念が見直されることを、個人的には強く期待している。もっと骨太で、もっと分かりやすく、もっとトヨタらしいもの、そういう理念に生まれ変わってくることを期待している。

さて、3月9日、いかなる発表になるのやら??


閲覧ありがとうございました。
このブログが何かの(+)になれればウレシイです。
応援投票の1ポチしてもらえると、なお嬉しいです(^^)v
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ にほんブログ村 マリンスポーツブログ ヨットへ 人気ブログランキングへ
関連記事

| トヨタ式・トヨタ流 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kariyamasao.blog130.fc2.com/tb.php/473-34646d87

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。