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カルロス・ゴーン経営を語る/カルロス・ゴーン

カルロス・ゴーン経営を語るカルロス・ゴーン経営を語る
(2003/09/10)
カルロス・ゴーンフィリップ・リエス

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【ひと言紹介】
ゴーン氏の華々しい経歴がかなり事細かに書かれている。“超秀才”ぶりと“日本の遅い選抜文化”では考えられない抜擢、また抜擢の人生である。日産就任後のヒドかったという日産の事情も赤裸々に語られる。

【抜粋】
◆ゴーン氏の経歴
(日産トップ就任まで)
・仏、超エリート養成機関“グランド・ゼコール”を24歳で修了。
・ミシュランから“スカウト”される形で入社。入社時から幹部コースは約束。研究者としてスカウトされたがゴーンは製造部門配属を条件に入社。
・27歳でル・ピュイ工場の工場長に。31歳で南米事業統括責任者として事業立て直しにブラジル・ミシュランに。
・96年末、国営ルノーの副社長ポストでヘッドハントされる。
・99年3月、ダイムラーが日産買収を諦める。日産の選択肢はルノーからの支援受け入れか破綻のどちらかに。
・99年3月27日、経団連ビルでルノー&日産、合併を記者発表。

(日産トップ就任後)
・91~98年まで黒字決算は一度だけで凋落の一途を辿っていた日産。
・来日したゴーンは暫くの間、各現場でのヒヤリングを重ねた。そこでゴーンの得た印象は「ともかくすべてがバラバラで混乱している」、「方向性やビジョンが提示されてなく皆何からどうやってどうしていいのかオロオロするだけ」と。また「どうして日産がこうなってしまったのかをきちんと分析して説明できる者は誰もいなかった」と。
・ゴーンの診断による“日産病”の5大原因。
①利益、収益性といった経営数値への関心の小ささ。
→数値に明るい経営陣が一人もいない
②ユーザーへの理解や関心の低さ(非マーケティング志向)。
→なぜユーザーが日産を乗るかの理由等について誰も答えられない。
③切迫感のなさ、悠長さ。
→いつまでにできるか問うと、ゴーンが考える期間よりも10倍かかる回答しか返ってこない。
④縄張り意識、非オープンマインド、官僚主義。
→他部門に書類のコピーすら見せない。
⑤ビジョンレス。
→ビジョンについて問うても誰からの答えは返ってこない。
・これらに関連した言及として「日産には責任を曖昧にする文化があった」とも。

【所感・解釈】
・ゴーン氏はその経営について賛否が分かれやすい。否の理由は、大規模な工場閉鎖を断行し大量の整理解雇を淡々と実行していったその“見かけ”に起因しているのではなかろうか?結果論だが、あの時点ではあの決断しか日産を再生に向かわせることはできなかったと思われる。
・月9の人気ドラマ『コードブルー』では、悲惨な事故現場に駆けつけた若き救命医が、命を救うために脚や手の切断という非情な決断を迫られていました。99年、日産に乗り込んだゴーン氏はまさにこの救命医だったわけだ。
・あの厳つい顔で理路整然とその合理性を淡々と説明したことが、日本人のウェットな感情にどうにも馴染まなかったのであろう。しかし、経営者としての功績とその感情論を混同して評価してはいけないと思う。



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